無治療という選択肢
皆さん。こんにちは。雨も多くなってきて少し春が近づいてきている様な、寒さは変わらない様な・・・。
先日、スマップの中居君のテレビをたまたま見ていたら終活について放送してました。
その中で病気と闘いつつ終活をしてる女性のお話しがありました。
大阪在住の女性なんですが、数年前に乳がんが発覚し、診察した時にはもう末期の状態でリンパまで転移していたそうです。
ご家族とも相談した上でその女性は、なんと無治療という選択をして現在も痛みと闘いつつ、
残された家族が困らない様、自分の身の回りの整理をしながら、一日一日を大切に生きています。
毎日の洗濯物干し等、普段我々が当たり前のように行っている生活の流れの中で、彼女は幸せを感じています。
無治療を選択した事により、病院からは痛み止めしか処方されておらず時には激痛、
そして大量の出血がある為外出はほとんどできない様ですが、
彼女は病院にいるよりずっと良い!と、この選択をしたそうです。
確かに病院で抗がん剤治療を受けるのも選択肢の一つではあるとは思いますが、彼女のように、ご自身の判断で無治療を選択し、
残された一日一日を大切に過ごす方が、きっと悔いを残さないのかな~と。
私の終活としては、正直これも有りだなあと思いました。
『自分の死に方について自分で決める。これも私の終活です!』と彼女は言っていました。
彼女は家庭がある為、自分の選択が正しかったのか考える事もあるそうですが、
今は周りの家族に支えられながら最期の時を送ってるそうです。
私は、彼女の病気との向き合い方に心から感動しました。
そして、一日でも長い時間を、家族と一緒に生きて欲しいと心から願っています。