紫陽花の色
梅雨に入りますと、外に出るのが億劫になり、折角の休日なのに一日中家の中で過ごすことも…
このままではイカンと思い、気分転換を兼ねて、雨上がりに近くの公園に散歩に行きました。
敷地内には色とりどりの紫陽花が咲き誇っており、雨に濡れた様子がとても綺麗でした。
紫陽花が土壌のpHによって色が変化するのは割と良く知られています。
私は理科で習った、リトマス試験紙(酸性は赤く変化、アルカリ性は青く変化)と同じだと思っておりましたが、調べてみると全く逆の変化だと初めて知りました。
土壌が酸性だと青く発色し、中性~弱アルカリ性だと紫色~ピンク色に発色するそうです。
中には土壌に関係なく両方の色をきれいに発色する品種や、白色の紫陽花もあります。
また、成長過程でも色が変化していくそうです。
私が特に惹かれたのは、同じ一株の紫陽花の中に様々な色の花(がく)が同時に咲いているものでした。
単一色で統一された紫陽花も綺麗ですが、色の変化がグラデーションとなっているものは他の花ではあまり見られないかと思います。
ジメジメした日が続き、気分的にも沈みがちなこの時期ですが、あえて外に出歩いてみると、色々と気分転換のネタが見つかるものですね。