運転免許
最近、交通事故による痛ましいニュースを目にすることが多い。
高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故、対向車や横断者を確認せずに右左折した事故、高速道路を逆走する事故・・・・。
そのような事故が起こる度、高齢者の運転免許証の返納が取り出さされる。
都会に住む方々には、電車やバス・地下鉄・タクシーと移動手段が豊富で、バリアフリーも進んでいて困らないかもしれない。ただ、人が多く乗り換えがわからないという方も大勢いるだろう。
私の90歳になる伯母と昨年会った時のことだ。その叔母は、40歳代で車の免許を取り田舎でずっと一人暮らしをしている。
「おばさん、元気ですね？今も車乗っているんですか？」
「車がないと買い物も行けないからね！」
「スーパーまで4㎞もあるしねぇ…。」
「今は、ぶつからないような車があるでしょう？あれに乗っているのよ！」
技術が進歩して事故を軽減できるようにはなってきても、0にはならない。
悲しむ人苦しむ人を減らすことを考えながら、細心の注意を払い今日もハンドルを握り、大切なご家族様をお乗せしています。
