お見送り
私は先日、前職の介護で携わっていた方を見送る機会がありました。その方のご家族と、提携している病院内で偶然に再会し挨拶しましたが、後刻、業務の傍で思いもよらずその方の死に直面することになりました。
亡くなられたお姿を前にしての再会に涙がとまりませんでした。
葬儀式は家族葬でしたが、司会進行の方の機転によりナレーションで私とその方との関わりのお話が取り上げられ、また、ご家族様に背中を押され、棺へのお花入れまでさせて頂きました。
人が亡くなり見送るということを、あらためてみつめ直す思い出深い出来事でした。
その方との生前の会話の中で「最後はあなたも私のことを看取ってね」と言われた言葉を思い出し、きっとその言葉通りにお見送りの場に私を呼んでくださったのではと考えてしまいました。
大切な時間を共に過ごさせていただきありがとうございました。
心よりご冥福をおいのりいたします。