~もうすぐひな祭りですね~
「若い時は自分に手いっぱいで回りに目がいかない」なんて、お酒の席で人生の先輩方から聞くことが多々ありました。
その時は「そんなことはないぞ」なんて心で思っていたものですが、やはり人生の先輩方が仰っていた通り、今になって思えば周りが見えていなかったんだなと思わされることが最近になって多々あります。
その一つが行事です。
小さい頃は行事を家族と楽しんでいましたが、思春期あたりからめっきりご無沙汰になり、働き始めてからは気づいたら終わっていたなんてことばかり。
忙しさで気付かずというのも勿論あったと思いますが、刺激が欲しかったのかもしれません。若い自分にはなんとなく「何もない」毎日だと感じていたように思います。
でもふと立ち止まって周りを見てみると、世の中は行事であふれていて多くの人が楽しんで過ごしていました。
「何もない」じゃなくて、単に見えてなかっただけだったんですよね。
今となっては正直なところ当時、季節の移り変わりすら気づいてなかったように思います。
見えるようになったところで楽しむかは自分次第なわけですが、自分には興味が無いからと切り捨てていたものをちゃんと楽しんでみると、意外と良かったりするものでした。
ただ、それを人に言われても「何もない」と感じた頃の自分には響かなかったでしょうからその時代も必要な時間だったということなのでしょうか。
キッカケをくれて、それを気づかせてくれた妻や母、父、弟には感謝しています。
ありがとう!