実家の犬
実家では犬を飼っていました。犬種はミニチュアシュナウザーと言います。
少し古いですが、「マルモのおきて」というドラマの出ていた犬と言えばわかる方もいるかもしれません。
ドラマが始まる前から飼っていましたので、流行りにのったわけでは無いと申しておきます。
そんなミニチュアシュナウザーですが、実は2匹おりまして1匹は私が実家に住んでいたころから飼っていて私も非常にかわいがっていました。
食事の時間になると私の足元にずっといて「お裾分け」を期待してくるような可愛い子でした。
2匹目は私が家を出た後、実家に来たようです。久しぶりに実家に帰った時、母親に「あなたの代わりよ」と言われた玄関の出来事は、2匹目がいることを知らされていなかったドッキリと合わせて非常に記憶に残っています。
母が2匹のシュナウザーを連れて散歩する姿は、近所でも犬好きの人から覚えられるくらいで、なかなか良い絵だったと思っていますが、初代は数年前に旅立ちました。
ただ、彼が残した証なんじゃないかなと思っていることが個人的に一つありまして、それは地元にはシュナウザーが非常に多くいる事です。
彼らと母が散歩をたくさんしたからじゃないかな、と。
記憶に残るって良いですよね、少なくとも私はあの光景を忘れません。